“手渡す”の語順<パーティクル=リーディング=メソッド編>14 – pass

pass 助詞

pass と助詞

今回は、
pass に組み込まれた助詞を見てみましょう。

pass A B

pass A() B()

A() B() 手渡す

このようになります。

pass A B の例文

まずは、
例文を見てみます。

I pass you the salt.

pass A B に助詞を補う

この例文を、
パーティクル=リーディング=メソッドで分析してみます。

pass A(you) B(the salt)

あなた()() 手渡す

となり、

私は、あなたに、その塩を、手渡す。

という意味になります。

助詞を組み込んだ pass の図式化

この [pass] を図式化すると、

() <PASS> 人() 物()

() 人() 物() <手渡す>

となります。

使用場面

[pass] という動詞は、次のように、

人が
人に
物を
手渡す

という場面で使われます。
その際の語順は、

() <PASS> 人() 物()

となるので、気をつけてください。

超基本動詞

今回取り上げた[pass]は超基本動詞の一つです。
その使用場面を是非具体例とともに具体的場面として覚えていただければ、と思います。
なお、
もう一つの英語の(翻訳)学校であるリーガル翻訳者養成の翻訳学校では、翻訳士(JTF)かつ特定行政書士の代表者真栄里が、リーガル翻訳者(法務翻訳者)の養成に特化して法律英語を教えています。

前回の

前回は、[catch] を取り上げました。
“とってやる”の語順<パーティクル=リーディング=メソッド編>13 – catch
をご一読いただけると幸いです。

---続---

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